就寝時に透明のプラスチック製もしくはシリコン製のマウスピース(ナイトガード)を装着することによって、歯や顎にかかる負担を軽減し、歯ぎしり(ブラキシズム)や食いしばり(クレンチング)の症状を軽減します。

歯ぎしり・食いしばりのリスク

ご存知でしたか?歯ぎしり(ブラキシズム)や食いしばり(クレンチング)は知らず知らずのうちに、自分の体重の5倍もの強い力で歯をすり減らしているのです。歯にとって良くない事で、歯周病や顎関節症を重症化させる原因にもなります。また、肩こりや頭痛、顎のだるさ、歯がすり減る摩耗、冷たいものがしみる知覚過敏、歯が折れたり割れたりする歯の崩壊など様々な悪影響が現れます。

ナイトガードで予防できます

歯にぴったり合うナイトガードをつけることで、歯が磨耗するのを防ぐ事が可能です。これで歯ぎしりや食いしばりをするという不安やストレスからも開放されます。野田阪神歯科クリニックでは、患者様の症状をお聞きして、患者様にあったナイトガードを丁寧にお作り致します。是非、一度ご相談ください。

スポーツマウスピース

スポーツマウスピース(マウスガード)はラグビーやアメリカンフットボール、アイスホッケー、ボクシング、空手などのコンタクトスポーツで広く使用されています。マウスピースは強打による衝撃を和らげる効果があり、装着していない場合には歯が折れたり唇や舌、顔面などを負傷したりすることがあります。

また、脳震とうなどの発生率や重篤度を低減させることが報告されています。またマウスピースによる恩恵を受けるのは限られた競技をプレイする選手たちだけではありません。マウスガードを噛しめることで強い瞬発力をうみだし、集中力を高めるということが最近の調査報告から明らかになっています。

マウスガード、マウスピースにはスポーツ用品店などで販売されているものがありますが、自分で製作し歯に合わせるものが多く、口を開けるとずれたり、はずれたりしやすいです。また、咬み合わせがずれていることもあり、顎の関節を悪くしたり、プレーに集中できないなどデメリットがあります。歯科ではこれらのことを考慮して、顎の関節にやさしくプレーに集中できるものを製作することが可能です。

スポーツ選手はパワーを出すために歯を食いしばるのでマウスガードは徐々にすり減ってきます。少なくとも半年に1回はすり減りや破損をチェックしてもらい、必要に応じて作りかえることをおすすめします。また成長期のお子さんは、顎の大きさがや歯並びが変わるので必ず1~2か月に一度はチェックを受けましょう。