


ヒールオゾン(HealOzone)はカボ社(KaVo 本社:ドイツ)より発売されているう蝕の新治療システム。オゾンの高い殺菌力(細菌では塩素の7倍)を利用して、齲窩や根管内の殺菌を行うもので、ヒールオゾンを照射した歯面はその後唾液中のカルシウムによる再石灰化が促進される。
う窩にヒールオゾンを照射することにより、10秒の照射で99%の細菌が殺菌できるとされる。それによりう蝕の除去を行わず治療を完了できる。治療コンセプトとしては3Mix-MP療法に近い。また、臨床上ほとんどのう窩が3ヵ月程度で再石灰化を行われるとされるため充填の必要がない。う蝕の治療だけでなく予防的にも応用が可能根管治療にも効果をあげ、高い殺菌力により難治性の根尖病巣に効果があるとされる。ただし、すべてのう蝕で切削を行なわずに治療効果得られるものではない。再石灰化のみによる治療が期待できるのは、ごく初期のう蝕(フィッシャーカリエス、ピットカリエス)に限られる。

【術前】
【ヒールオゾンでの術中】

【術後】




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